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藤岡真とわたし

炎上する藤岡真


いつもの暴言に見えるが、TOKIOが絡んでいるせいか大きく炎上。
アマゾンで藤岡氏の著作に大量の☆1レビューが投稿される羽目になった。
 

唐沢騒動と藤岡真


私が藤岡氏を知ったのは、2007年に始まった唐沢俊一盗作騒動だったと思う。
当時は2ちゃんねるや関係各位のサイトを見ながら、騒動の動きを追っていた。
藤岡氏に対して、私は複雑な感情を抱いていた。
私はミステリ読者だから、ミステリ作家の藤岡氏をはっきり嫌いにはなれなかったが、
藤岡氏の図に乗りすぎた下品でいやらしい唐沢叩きは、見ていて非常に不快だった。
庇いようのない罪を犯したはずの唐沢氏に、それでも同情してしまった。
 

その後、唐沢騒動の熱もずいぶん落ち着いてきた時期にこんな出来事があった。
伊藤氏や町山氏が元から藤岡氏に気を許していなかった事実を知り、やっぱりなと思った。
すでに唐沢騒動への関心が薄れて久しかったが、かつての同志に冷たくあしらわれた藤岡氏を見て、
私も気が晴れる思いだった。
 

読んで応援

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藤岡氏に複雑な思いを抱きながらも、作品には興味があった。
2010年ごろだったか、古本屋で新品同様の『六色金神殺人事件』を手に入れた。
それからしばらく経って『ゲッベルスの贈り物』も入手。
六色金神は、同じギミックの先行作品を読んでいたせいかあまり楽しめなかったが、
ゲッベルスのほうは面白かった。メディア業界に通じた藤岡氏が描く物語はユニークで、
中盤からスリリングな展開になり、終盤はサプライズの乱れ撃ちで畳みかけてくる。
(作中に日本人の付和雷同ぶりを皮肉る記述があり、今回の炎上を思い出させて面白い)
 
今回の炎上で藤岡氏を知った人は、ためしに作品を読んでみてはどうか。
暴言の多い人ではあるが、炎上の記憶しか残らないのはさすがにもったいない。